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1匹でも多くのお外の猫を幸せにする方法 その1 餌やりさんを見つけたら、、

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その1 餌やりさんを見つけたらルールを知ってもらうよう働きかける

公園や広場、お外の猫たちが多く集まる場所には、必ず「餌やり」をしている方がいらっしゃるはずです。
餌やりさんといわれる方々は、地域猫としてルールをまもった餌やりをしている「地域猫餌やりさん」と、
ルールが守らず、ただ、可愛いから、可愛そうだから、という理由で餌だけをあげている「無責任な餌やりさん」の2種類が存在します。


無責任な餌やりさんを発見した場合は、頭ごなしに否定をせずに、餌やりをしてくれていることに感謝しつつ、その猫たちの幸せにするために必要なルールを知ってもらい、実行してもらうよう、時間を掛けてコミュニケーションをとり、信頼関係を作り、野良猫から地域猫となれるように働きかけましょう。

一番大切なことは、これ以上猫の頭数を増やさないようにすることです。
その人自身が面倒を見れる範囲内の頭数にして、一代限りの命を見守る責任ある餌やりさんになってもらえるようサポートをしましょう。

猫の餌やりルール

必ず全頭不妊手術をする

餌をもらっている猫は、耳はV字にカットされていますか?
されていない場合は不妊手術(メスは避妊・オスは去勢)がされていない可能性が多いです。
不妊手術をしないで餌やりをしていると、1年後には数十頭に増えてしまいます。
まずは、餌をあげるときは必ず不妊手術をしましょう。
不妊手術するためには、専用の捕獲器を使用して捕獲しましょう。不妊手術代金は、猫の不妊手術専門病院で行えば、オスは5000円〜8000円、メスは8000円〜10000円ほどで手術することが可能です。
また、地方自治体では、飼い主不明の猫を不妊手術するための助成金を出しているところが多くあります。お住まいの地域の保健所の生活衛生課などに問い合わせをしましょう。
助成金は、1匹あたり5000円〜20000円まで出る場合があります。
不妊手術についてはまた、詳細の記事をUPしたいと思います。

餌やりは許可を得た場所で決まった時間に行う

餌を上げる場所は、毎日決まった場所で、決まった時間に行うようにしましょう。
他人の敷地内での餌やりは苦情の原因になります。できれば自分の敷地内で、また公園などで餌やりを行う場合は、地域の保健所や行政と相談し、地域猫活動としての餌やり場として許可を得るように働きかけましょう。

餌の放置は厳禁!必ず食べ終わったら掃除をする

餌のやりっぱなしは、絶対にNGです。カラスが集まってきたり、害虫などが発生する原因となり、苦情がでる可能性が高いですし、カラスが集まると、子猫などがカラスの餌食になってしまいます。
必ず、餌は全頭が食べ終わったら食器とともに片付けをします。
そして、近くに猫の糞尿などがある場合はその処理も行います。
更にその周りの場所も清掃をすると、社会活動としての地域猫活動が周りの方々に理解を得やすくなります。

子猫や人馴れしている子たちはできるだけ里親探しをする

えさやりをしている現場で、子猫や人馴れをしている猫がいる場合はできるだけ里親探しをしましょう。里親探しについては、また次の記事でUPしていきたいと思います。

多くの無責任な餌やりさんのカテゴリーの属す方々は、人間不信になっている方が多くいます。
その原因としては、餌やりをしていることで、周囲の人から責められたり、怒鳴られたりしているからです。

猫嫌いな方々の猫が嫌いな理由は、主に、
1,糞尿を自分の敷地内でする。臭い。
2,夜泣きや喧嘩の声が夜中にしてうるさい
3,自分の車や庭、家を汚される
4,ゴミを荒らす

といった理由がほとんどで、餌やりをしている人が猫を増やすことで、自分たちへの被害が増えるため、餌やりをしている人たちを糾弾したり罵倒したりします。

ここで大切なのは

餌やりの行為自体は悪いことではない
無償で猫たちのご飯を買って給餌している、むしろ、心優しい行為である

ということです。

ただ、、、上記のルールを守っていないために、猫の頭数が増えることでどうしても迷惑がかかってしまっているということが問題なのです。ルールを守ると、地域自体がよくなるので、理解を得やすくなります。

ルールを守ることで苦情を解決することが可能

ルールを守ることで、
まず、清掃の徹底を行うので、糞尿などの被害が減ります。
不妊手術をすることで夜泣きや、喧嘩もなくなります。
十分なごはんがあることでゴミを荒らすことがなくなります。

できれば、決まった場所に地域猫用のトイレなども設置し、常に清潔に清掃すれば、きれい好きの猫たちはその専用のトイレで糞尿を行うようになります。そうすることで、苦情のほとんどを、解決することができるのです。

この記事をシェアしていただき、一人でも多くの方が、周りにいる餌やりさんに、このルールを教えてあげること、そして実行できるようサポートしてあげることができれば、社会はまず一歩前に進むことができます。

周りに、野良猫がいっぱいいる地域はありませんか?

その猫たちは耳カットされていますか?

耳カットされていなければ、、ぜひ、餌やりさんを見つけて、このルールをゆっくりと理解してもらえるようコミュニケーションをとってみてください。

まずは、猫を愛する皆さんが、自分の住む半径1キロメートル以内の野良猫たちの存在を気にすること。
そして、その子たちが、ちゃんと不妊手術されていて、地域猫として管理されているかを調べること。
そして、地域猫ではない野良猫が多くいる場合は、餌やりさんを探してルールを教えてあげることサポートしてあげること。

それが、日本中で行われれば、きっと社会は変わっていくと思います。

どうか心優しい餌やりさんが、夜中に隠れて餌をやったり、周りに罵倒されながらも、猫たちを思い餌をやり続けている現場が少しでも少なくなりますように、、

次回の記事では具体的に、どんな風にしたら猫たちを捕獲できるのか、不妊手術病院の調べ方、、などをUPしていきたいと思います。

ネコリパブリック首相 河瀬麻花

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